私学館の特長
私学館とは・・・中学受験や私立高校・公立難関高校を目指すための学習塾です。入塾時の成績は問いません。入塾条件は『一生懸命やる!』と決意することのみです。一緒に高みを目指してがんばりましょう。
対象学年 小学3年生~高校3年生
指導対象 中学受験・高校受験・私立中学補習・高校補習・大学受験
中学受験は「勉強嫌い」になるような指導はしません。勉強が嫌いになったり、性格が曲がるくらいであれば受験させない方が良いです。そのうえで、それぞれの目標に向かって頑張らせます。私たちは「頑張る=つらい思いをさせること」とは考えていません。人は本気で頑張っているとき、つらさより充実さが勝るものです。
中学受験は「ゆる受験」から「難関校受験」までお任せください。特に次のような方におすすめです。
- 私立中に通わせたいけど、中学受験向けの塾についていけない方
- 習い事の両立を考えて中学受験をあきらめようとしている方
- 難関校合格を目指したいけれども、今お通いの塾で十分な指導が受けられそうにない方
- 今お通いの塾のクラス分け、選抜クラス試験対策に困っている方
高校受験は「正しい勉強方法」を身に着けることを優先して指導します。私たちはこの指導で学年1位の生徒を何人も輩出しました。学年10位以内で言えば数えきれないほどです。はっきり申し上げれば公立中学の定期試験の勉強自体に塾は必要ありません。きっちり勉強するだけです。・・・とはいえ、それが難しいことも重々承知です。中学生は見た目より何もできません。だからこそ勉強方法を一から教えているのです。
高校生は・・・本来は自分で勉強できてほしいところです。超難関大学受験を除けば、塾や予備校で説明を聞く時間よりも、テキストを読んで解いて覚える時間を確保した方が成績は上がりやすいです。その一方で、不得意科目については自分で勉強しづらいのも確かです。高校の教科書は読んでもよくわかないことも多いでしょう。そのような方が安心して勉強ができるように私たちはサポートしています。
以下、私たちの指導方針です。
特長1 時間を大切に使いこなす
同じ問題集で「10分間に1問解くAさん」と「10分間に10問解くBさん」 ・・・どちらの方が良い成績が取れるでしょうか。
答えはBさんでしょう。Aさんが1問で深く理解をしたとしてもその10倍の問題を解いているBさんに勝てるとは考えられません。 10分でこの差ですから、これが1時間、1日、1ヶ月・・・となれば結果は明らかです。
では、みなさんはBさんになろうと努力しているでしょうか?
この簡単な原理がわかっていてもその努力をしない受験生が大半です。 もしかしたら努力の仕方がわからないのかも知れません。時間の使い方について考え直すことが成績アップの第一歩です。
「頭が良いから速く解ける」のではない。「速く解くから頭が良くなる!」
Bさんは頭が良いから10分間で10問も解けるんだ、と考える受験生がいます。それは大きな間違いです。
与えられた時間でどれだけの問題を解こうとするかどうかは「習慣」によるものです。その人に刻まれた時間感覚です。
Bさんはもしかしたら勉強があまり好きではない生徒のかもしれません。だから短い時間で、たくさん進めようとします。
Aさんは長い時間勉強しないと親に起こられる生徒なのかしれません。短い時間で終わらせても「もっと勉強しなさい」と言われるから、
Aさんにとって大切なのは勉強量よりも時間なのです。
この時間感覚の「習慣」が成績に大きく関わります。
ゲームをしていても成績が良い人もいれば、1日中勉強していてもうまく成績が取れない人がいるのもこれが原因です。
もし、成績を上げたいのであれば「速く解く」ことを第一に考えて勉強に取り組んでみてください。
それが習慣となり気づけば解ける問題が増えていることに気づかされるはずです。
「速く解く」と頭がよくなる!
同じ量の問題を解くのにも、ゆっくり解くのと速く解くのとでは脳に与える影響も異なります。
計算ひとつとっても速く解こうとすると脳をフル回転させなければいけません。
「速く解く」ことは問題演習の量を確保するだけでなく、その質を向上させることもできるのです。
「今、考えているんです。」と言う生徒は何も考えていない!
動きが止まっている生徒に「どうした?大丈夫?」と声をかけると、
「今、考え中です。」と答えが返ってくる生徒がいますが、残念ながらぼーっとしているだけです。それは成績を見れば明らかです。
問題解決のために考えをめぐらせている生徒はノートに書き留めたり、テキストをめくったり何かしら行動します。
何もせずに考える、ということはまずありません。もし頭の中で思考をめぐらせて解決できる生徒であればその子は天才です。
結局のところ「今考えている」という生徒はわからない問題があったときに「立ち止まる」習慣が着いてしまっているのです。
「どうしよう・・・困ったな~」と思っているだけです。
それが成績向上を大きく阻害します。
「時間感覚」を叩き直す!
私学館ではまず時間感覚を叩き直すところから指導します。
ここが変わらなければ何を教えても他の生徒に置いていかれます。
逆に言えば、時間感覚の習慣さえつけば塾に通わなくても良い成績は取れます。
「ひとりでももう大丈夫」と思えれば退塾していただいて構いません。一度身に着いた学習習慣は簡単には抜けません。
そして、この時間感覚は将来仕事に就いたときに真価を発揮します。タイムマネジメント能力が身についている社会人として活躍できるでしょう。
特長2 熱意を育てる
勉強への情熱、合格への執念を抱いて勉強に取り組んでいますか。
「友達に負けたくない」「将来医者になるんだ」「付属校に入ってラクしてやる」・・・熱意の源は人によって異なりますが、
熱意を持っているか持っていないかで、成績に大きな差が出ます。
教育熱心な方であれば多くの塾が公開している「合格体験記」を読んだことがあるでしょう。
そして、難関校の合格を勝ち取った受験生の大半が、「このままだと合格できない、と思って・・・」のように挫折を熱意に変えた記述を残しています。
受験の途中で情熱が生まれ、結果へと結びついた典型的な例です。
それでは情熱や熱意が何もせずに生まれるかと言えばそうではありません。塾の先生や保護者、友人の一言・・・さまざまな要因が重なり情熱を持てるようになります。
熱意を持っていないならば熱意を育てるしかありません。
勉強は頭ではなく心(気持ち)でするもの!
一生懸命、勉強した経験がある方には共感していただけるのではないでしょうか。
人間の頭の良さはそれほど大差ありません。差があるのは勉強に対する気持ちです。
例えば普段勉強に集中しきれていない生徒でも、入試が近づくと驚異的な集中力を発揮することがあります。
もしその生徒が入試直前期と同じような勉強を半年前から取り組めていればもっと成績は取れたはずです。
また、「宿題の単語が覚えられない・・・」という生徒がいたとします。というより、よくいます。もし、宿題の単語を全部覚えてテストで100点取れたら、10万円をもらえるとしましょう。
きっとこの生徒は必死に単語を覚え、なんとか100点を取ろうとします。そして100点でなかったとしてもそれに近い点数は取るはずです。
ここではお金の多寡や餌で釣ることの是非を問いたいわけではありません。本気でやってできないことはない、ということを言いたいのです。
勉強に対する才能の有無について議論するのはもっともっと先の話です。まずは自分の才能を信じてがんばることです。
情熱のない塾講師に価値はない!
バイトであろうが、専任講師であろうが、塾講師に必要なのは情熱です。
ただ勉強の内容を教えるだけならば塾に通わなくても動画コンテンツやAI教材などいくらでも存在します。
しかしそれだけで成績が上がるほど簡単ではないのが受験勉強です。
学習塾の価値は「生徒の進むべき選択肢を提示し、具体策を教示すること」だと考えています。
教えている生徒に対する情熱がない先生が、その生徒の進むべき道を提示できるでしょうか。
その生徒の改善点を把握しその子にあった具体策を教示できるでしょうか。
塾講師に年齢も立場も関係ありません。若くても素晴らしい先生はたくさんいます。教室長でも教えるのが下手な先生もいます。
情熱が全面にあふれていなくても、強い情熱を抱いている口数の少ない先生もいます。
生徒の人生の一端を担う以上、私学館の講師はそれに応えうる情熱をもって指導しています。
常に目標を立てる!
熱意を育てる最も簡単な方法は、目標を立てることです。
意欲的に勉強に取り組んでいる人のほとんどは目標をもって取り組んでいます。
それは、定期試験や模試もそうですし、毎回の授業でもそうです。
そもそも目標を立てようとすると自己分析が必要です。
自分に足りていないものは何なのか、今何が必要なのかを把握していることが前提条件です。
目標を立てるという習慣はそのまま反省・自己分析の習慣とも言えます。
成長の第一歩は自分を知ることからです。
目標は達成できそうな簡単なもので構いません。結果につなげる努力をすることが大切です。
小さな成功体験の積み重ねが大きな自信となり、ゆるぎない情熱になっていきます。
熱意を消す保護者になっていませんか?
受験生に熱意を灯すのは地道で小さいことの積み重ねです。しかし熱意を消すのはかんたんです。
- 勉強が終わった子に大して「もう終わったの?」「全然やってないじゃない」「まだやれば?」と言う
- テストの結果を見て「なんでこんな問題もできないの?バカなの?」という。
- テストの結果を見てため息をつく。
- イライラしながら子どもの勉強を見る。口を出す。
- 勉強、成績の話になると、すぐに口げんかのようになる。
これらは一例ですが、子どもが「なんで勉強してんだろ?」「もう勉強やめてやろ」と思うような保護者の一言は案外多いものです。
それが続くとどんな良い環境を容易しても前に進めません。
もし心当たりがあればすぐにご相談ください。ご家庭での親子の関係を良くなければ子どもは安心して勉強に取り組めません。
そればかりか大きく道を踏み外してしまう可能性もあります。
厳しい表現になりますが、子どもに受験生らしさを求めるのであれば、保護者の方も子育ての努力、勉強をすべきです。
「叱るより褒めた方が良い」と知っているのにそのように行動できない保護者が大半です。
「うちの子・・・何度言ってもわからないんです。」という保護者に限って、
子どもとの接し方に成長がありません。
うまく行かないときは工夫と改善を!・・・それは勉強も子育ても同じです。
特長3 質の高い問題演習
受験の成否を決めるのは問題演習です。
問題演習の大切さについては多くの著名人や勉強系youtuberによって発信されているのでいまさらかも知れません。
それでは正しい問題演習とはなんでしょうか。
①問題のレベルが適している。
②自分の力で解けるまで仕上げている。
細かい要素はいろいろありますが、大別するとこの2つということになるでしょう。
本当に解けるまでやっているのか
多くの生徒の問題演習を見ていると、自分の力でできるようになるまでしっかりと取り組めている生徒はほんの一部です。
そこまでできている生徒は必ず成績が上がります。上がらないわけがありません。
チェックの仕方は人によって多少異なりますが、「日をまたいだ確認」ができるかどうかは大きな差です。
その日にできたことを次の日にチェックしたり、週末にチェックしたり、少なからずもう一日どこかでチェックできているかどうかで定着度は大きく異なります。
私学館の講師は生徒を信用はしますが、信頼はしません。「きっと大丈夫だろう」とは考えません。
欠けていることはないか、これがベストなのか、常に考えて指導します。
無理な問題集を解いていないか
成績が上がらない生徒の問題集を見ると、難しい問題集を使っていることが多いです。
難しい問題集でもしっかり理解して自分のものにできれば良いのですが、そうでないと効率が悪くなるだけです。
また、ほとんどのテストは基本問題・標準問題が8割を占めます。
このボリュームゾーンに対する勉強が第一優先です。
ここまでできていれば、
高校受験の駿台模試では偏差値60以上、中学受験の四谷大塚の合不合判定テストであれば偏差値65以上取れます。
難しい問題に挑戦する自分に浸るのも良いですが、その前に基本的な解法・知識を固める勉強をしましょう。
今やるべきことは何なのか
テスト前に応用問題に挑戦しようとする受験生がいます。驚きです。
それはスポーツで言えば、試合前日にがっつり筋トレをするのと変わりません。・・・そんないきなり強くはなりません。
テスト前日は暗記事項や今までの問題の解きなおしなど、すぐに点数につながることをするべきです。
テストまでの大きな流れは①基本固め ②解答力の強化 ③仕上げ となりますが、
その大きな流れ(戦略)を頭に入れておくことが成績アップにつながります。
また、自分ができていない要素を把握することも大切です。
中学受験生で「割合がよくわからない」・・・という生徒はよくいますが、その原因は千差万別です。
割り算は「大きな数÷小さな数」だと思っている、分数の計算が苦手、割合の意味がわかっていない(公式頼りになっている)・・・などなど。
その原因をはっきりさせることが克服への近道です。
私学館では「時間」「熱意」「演習」を大切に指導しています。この3つが成績を上げる大きな要素だからです。
教材はベーシックなものを共通教材としてご用意しております。その他、成績の状況やご要望に応じてご提案します。